皆様、こんにちは。
THE CLINICの木村圭吾です。
本日は、『シリコンバッグ除去』と『コンデンスリッチ豊胸』を行なったゲストの経過をご紹介いたします。
ゲストは、『30歳代』、『BMI 17』のスリムな女性で、10年以上前に入れたシリコンバッグの除去を希望され来院されました。
術前のお胸のお写真です。
『カプセル拘縮』によりバッグの形が、見た目でも認識できます。
当院では、必ず最初に、『超音波(エコー)検査』を行い、『シリコンバッグ』の状態を確認いたします。
それは、『超音波検査』無しでは、バッグの状態が正確に把握出来ず、ゲストの皆様に『ベストな手術の提案』が出来ないからです。
長年の外科医としての経験より、体内の異物を除去する際に、『術前の画像検査』無しに、手術をすることは、現在の医療においては、もはやあり得ないことと考えています。
術前の『超音波検査』のお写真です。
説明のために色付けいたします。
黄色の領域が『乳腺』で、青色の領域が『シリコンバッグ』です。
バッグが『乳腺下』に留置されていることが、超音波検査により確認できます。
手術は、『シリコンバッグ除去』と同時に、『コンデンスリッチ豊胸』を行いました。
『シリコンバッグ除去』と同時に『コンデンスリッチ豊胸』を行う理由はいろいろありますが、最大の理由は、長期間のバッグ留置により、『肋骨が陥凹』し、『お胸が凹んでいる』という美容上の理由からです。
取り出した『シリコンバッグ』の写真です。
シリコンバッグに『被膜』が付着していることが分かります。
この『被膜形成』が『カプセル拘縮』の原因となります。
今回の『脂肪採取』は、『太もも全周』からの脂肪吸引で行いました。
採れた脂肪は特殊な遠心分離器を用いて、『コンデンスリッチファット』という良質な脂肪に加工いたします。
お胸には、この『コンデンスリッチファット』を左右に各180mlずつ注入いたしました。
手術前後のお胸のお写真です。
右が術前、左が術後1ヶ月です。
『カプセル拘縮』により変形していたお胸が、とても『自然なライン』のお胸に変わりました😊
『デコルテ』も綺麗になり、胸元の開いたドレスも似合いそうですね
脂肪吸引した太もものお写真です。
右が術前、左が術後1ヶ月です。
太ももが細くなっただけではなく、脚の張り出しが減って、位置が高くなり、『脚長効果』もみられます😊
『シリコンバッグ』の『カプセル拘縮』でお悩みでしたら、是非、一度カウンセリングにお越し下さいね。
『超音波検査』を行いベストの手術をご提案いたします。
大阪院、名古屋院、東京院でお待ちしております。
シリコンバッグ抜去と同時のコンデンスリッチ豊胸の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.theclinic.jp/contents/siliconbag/