皆様、こんにちは。
THE CLINICの木村圭吾です。
本日は、『女性化乳房』のゲストの経過をご紹介したいと思います。
ゲストは、『アラフォー』、『BMI 24』の男性で、とても体を鍛えておられました。
全身筋肉質で、とても男性的な体型でございましたが、以前よりの『乳房の膨らみ』が、やはり気になるとのことで、当院へ相談に来られました。
男性で、乳房の膨らみが目立つ場合は、『女性化乳房』と言われており、『乳腺』の状態により、『真性女性化乳房』と『偽性女性化乳房』の2種類に分類されます。
まず、『真性』女性化乳房とは、女性のように『乳腺』そのものが大きくなった場合を指します。
次に、『偽性』女性化乳房とは、乳腺自体は大きくなっていませんが、肥満などにより、乳腺周囲の脂肪が増えたことで、乳房が膨らんだものです。
また、真性と偽性の両方が見られた場合は、『混合型』女性化乳房と呼ぶ場合もあります。
女性化乳房の治療は、『真性』の場合は、『乳腺切除』で、『偽性』の場合は『脂肪吸引』となります。
そこで、女性化乳房の治療のためには、まず、『真性』か『偽性』かの診断が必要です。
これは、『視診』や『触診』のみでは、判断が難しいため、当院では必ず『エコー検査』を行います。
このエコー検査の結果により、治療方針を決定することとなります。
まずは、今回のゲストの『エコー検査』を提示します。
お分かりにならない方が多いかと思いますので、ご説明しますね。
図の青色で囲った部分が『乳腺』となりますが、乳腺自体は大きくありませんでした。
そこで、『偽性』女性化乳房と診断し、お胸の『ベイザー脂肪吸引』をお勧めいたしました。
『ベイザー脂肪吸引』とは、脂肪吸引の直前に、ベイザー波と呼ばれる特殊な超音波を皮下脂肪に当てることにより、脂肪を周囲組織より遊離させるものです。
これにより、『より多くの脂肪を吸引』することが可能となります。
また、周囲組織へのダメージが小さいことより、『ダウンタイムの軽減』や『皮膚の引き締め効果』も同時に得られます。
続いて、ゲストの手術前後のお写真を提示します。
左から、『術前』、『術後1ヶ月』です。
いかがでしょうか?
少し、ご説明しますね。
術前の『乳房の膨らみ』を『オレンジの線』、術後を『黄色の線』で示しています。
術後には、乳房の膨らみが縮小していることがお分かりになるかと思います。
続いて、『斜め』からのお写真です。
左から、『術前』、『術後1ヶ月』です。
いかがでしょうか?
また、ご説明しますね。
『乳房の膨らみ』を示す『黄色の線』が、斜めから見ても、術後に縮小していることがお分かりになるかと思います。
また、『乳房下緣』を示す『青色の線』は、術前には女性のように丸くなっていますが、術後には、男性らしく、四角に変化しています。
最後に、『正面』からのお写真です。
左から、『術前』、『術後1ヶ月』です。
いかがでしょうか?
また、少しご説明しますね。
『黄色い丸』で囲った乳房下縁の影が、術前には乳房の高さがしっかりあるため、濃く見えていますが、術後には高さが減少し、薄くなっていることがお分かりになると思います。
また、『青い丸』は、胸の谷間の影を示していますが、この影も、術後は術前に比べて薄くなっています。
長年、気にされていた、お胸の膨らみが小さくなり、さらに筋肉質で、より男性らしいお胸になりましたね😊
皆様、いかがでしたでしょうか?
もし、お胸の膨らみでお悩みでしたら、是非ご相談下さいね。
大阪院、名古屋院、東京院でお待ちしております
女性化乳房の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.theclinic.jp/contents/gynecomastia/